今週は、ひさしぶりのサイズのある作品にとりかかる。

冬の、100号の翁杉以来。

なんだかわくわく。

昨日、パレットを新しくして、

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新しい色を載せて、はじまり。


どんどん、描いていく。

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そして、今日、描いていて、ふと、気づいた。

この、屋久杉の幹の様子は、川の流れにとてもよく、似ている。


なんだかびっくりした。


びっくりしながら、

そうだそういえば、屋久島にはじめて来て、はじめて森に入ったときに、

目に見えるおおきな時間、というものを見て衝撃を受けた覚えはあるのだけれど、

そうだこれだったんだ、と思い出す。


すぐに忘れる。


この体で感じる、感覚というものを。


そうして再び感動しながらキャンバスに向かったら、

怖いくらいどんどん手が動く。

なんだこれは!


時間の流れだ、と感じたとたんに、

これまで時には苦行に近かった複雑な幹の表面のかたちをとるのが、

ものすごく簡単なことになった。


不思議だ…。

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描きながら、この木が生きてきた膨大な時間を思う。

一千年以上の、ひとが観ることのできない時間を生きて、
まだなお生き続ける木々。

なんて美しくて強い存在だろう。


なんだか思いのほか進んだキャンバスを眺めつつ…

これから一ヶ月ほどは、きっとこの(キャンバスのなかで育っていく)木とともに時間を過ごせることが嬉しい。

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by yukotakada-work | 2013-06-11 21:59 | Comments(2)