久しぶりに机に向かって果てしない申告準備の日々。

今日朝起きて、ふと、がまぐちのお財布(小銭入れ)が欲しいなあ、と思う。

私は昔から、がまぐちというものがものすごく好きなのだ。

なので、お財布(札入れ)とは別にしている小銭入れは、もうかなり長い間がまぐちなのです。
物持ちは良いほうなので、ひとつのものを長く使うタイプなのですが、
さすがに5年くらいでくたびれてくるもの。

今使っているのは、京都のお客様に頂いたとても綺麗な織の朱色のがまぐちで、
すごく気に入っていたのだけれど、もう7年くらい、
さすがに破れたりしてきて、そろそろかなあと寂しくなったりしていたのです。

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それが朝、そうだ今度は自分でつくってみようかなと思い立ち、
先程はじめて口金だけ発注してみました!

屋久島の植物の葉っぱの模様とか……
あたまのなかで妄想が膨らんでおります。

そうしてさいきん、18のときにはじめて読んでからもう何回読み返したかわからない
“ねじまき鳥クロニクル”をまた性懲りもなく読み返している。

けれどこの世界がこんなにしっくりきたのははじめてかもしれない。

文章を書くという作業と絵を描くという作業は、とても近しいような気がする。
長い長い時間をかけて、一人きりで、自分だけの世界を創る。

それは自分そのものでもあるけれど、
自分というものから切り離されてひとり歩きしたりもする。

そうして、ものとして作家自身よりもはるかに永く生き、はるかに遠くへ旅する。


何だかとりとめのない感じのなか、しっかりものごとが進み、夕方、申告準備を終える。

by yukotakada-work | 2012-03-12 22:11 | Comments(0)

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