工事合宿延長、最終日
2012年 01月 22日
というわけで、今日は昨日はり終えていた壁面部分のタイルの目地を埋めていく作業。
夫が目地材を埋め、それをいくちゃんが慣らし、私が整えて仕上げる、という流れ作業。
慣れないうちは黙々と、というか必死で、作業に集中する。
少しずつ慣れてきて、ちょっとずつ話をしながら、それを続ける。
延々と、地道に、同じ作業を繰り返す。
思うのだけれど、何かをつくる作業というのは、そのほとんどが、地味で、地道で、果てしない繰り返しなのだ。
大切なのは、その過程にどれだけ心を尽くせるか、ちからを尽くせるかだと思う。
そのようにして、全てのものは創られ、完成する。
私のまわりにあるものはそれが目に見える物体であれ、目に見えない雰囲気のようなものであれ、全て私がこれまでの人生で、時間をかけて創り出し、または選び取ったものなのだと実感する。
目地が全て埋まったところで休憩。
いくちゃんがさつまいも入りのぜんざいと、ルイボスティーをつくってくれる。
全身のちからが抜ける。
そして夕方6時、いよいよINAXの新しい便器とりつけ。
もう三人ともテンションが上がって、便器さま!とか言っちゃう。
ここからは夫の独壇場。
説明書を見ながら、ひとつひとつ部品を取り付けていく。
二時間ほどの格闘の結果、ようやく設置完了!
まだ全てが終わったわけではないですが、かなり終わりのみえた感に喜びをかみ締める三人でした。
by yukotakada-work | 2012-01-22 23:13 | Comments(2)
『便器さま!』に慈しみのこころを込めて座りたい。
私のまわりにあるものはそれが目に見える物体であれ、
目に見えない雰囲気のようなものであれ、
全て私がこれまでの人生で、時間をかけて創り出し、
または選び取ったもの
そうなんだよね。
それが自分という個性で、その雰囲気をまとう自分なんだよね。
何とか予想していたイメージに近づきつつあります。分からないことだらけで苦戦もしてますが(笑)
ぜひとも座ってください!!
単純作業が多いので、気づきも多いです。
私たちは、誰かが創ったものに囲まれて生きているんだなあ、とか、それらはほとんど全部、そういえば私があの時、とか先週、とかに選んだものたちだなあ、とか。
真っ直ぐに見つめることさえしたら、くるりと辺りを見渡すだけで自分というものが簡単に浮かびあがってくるものですね。