私にとって、描く、ということは今を生きるということ。

毎秒、今、という瞬間を塗り重ねるように描く。
今、今、今。
そうして今日、という画面ができ、この3日、という画面になり、12月の一週間という画面になり、
時には2010年の5月から8月、というような画面にもなる。

それはとりもなおさず、その時間を生きた私の魂そのもののようなもので、私にとってはかけがえのない、限りなく愛おしいもの。
私が、私の人生のうちのその時間を確かに生きたのだということを証明してくれるもの。

そして今も、描いている時間は、私は確かに今をつかまえて生きているのだと、実感できる。
だからわたしは、こんなにも描くことが好きなのだと思う。

それを観てくれて、ましてや人生をともにしてくれる人がたくさんいてくれるということに、心からの感謝を感じない日はありません。私の人生にとってそれは、最大の祝福であり、最大の喜びです。

いつも観て下さって、ほんとうにありがとうございます。

あなたが同じ今を、生きていてくれることに心から感謝しています。
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by yukotakada-work | 2011-12-12 23:46 | Comments(2)

Commented by ikumi_suzu at 2011-12-14 15:52 x
このタイトルを開いた今ね、ベートーベンの悲愴が偶然流れ、すべてが繋がったよ。そして、今は上原ひろみさんの軽快なテンポのジャズ!ああ、人生はすばらしい!!
ゆうこちゃんの綴るこの言葉が本当だって、会うと、絵を見ると、いつもまぎれもなく信じられる!
ありがとう。
Commented by yukotakada-work at 2011-12-14 17:34
ikuちゃん、今日はありがとうー!!
悲愴、大好きです。
ほんとうに、人生って素敵。これからどんなことが起こるのか、着地点の想像はできても、途中がいろいろ想像もつかない出来事だらけで、毎日わくわく、歳を重ねるごとに楽しくなってきました!
これから、たくさん楽しいことを一緒にしましょうー!!

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