今日は引き続き苔を描く。

アラハシラガゴケにうっとりし、やっぱりヒロハヒノキゴケ大好きだなあとか思いながら、きのうの余韻のためとても幸せな気持ちでキャンバスに向かう。

そして羊歯を描いていたら、宅急便がきた。

待ってましたあ!
ずっと欲しかったrimowaのスーツケースと新しい本が届く。

屋久島では本州のどこからモノを買っても、大体3日か4日くらい待たなきゃいけなくて、でもそれに慣れたら、ちょっと気を抜いてるときにふいに届く感じが嬉しい。

うれしいなー大事にしよう。
少し早いけど何だかそわそわして、この空っぽのスーツケースになにかを詰めたくて、制作を中断していそいそと服などを詰めてみる。

愉しい~

我に返りまた制作。

ちょっと休憩、と油絵の具のついた手を拭いて、手を洗おうとキッチンにいくと、窓からすごい夕焼けがみえた。

暮れていく紺色の空に、鮮やかに浮かび上がるオレンジの雲。

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すごいなー、補色(反対の色)だなー、こんな色あわせ使わないなー。

もしこんな色をつかうなら、すごく勇気がいるなあと思ってしまうような色を、自然はいつでも大胆に、しかも完璧に美しくつかいこなしてしまうことに、いつも驚嘆し、なんだか幸せな気分になる。
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by yukotakada-work | 2011-11-30 23:43 | Comments(2)

今日はとてもとても嬉しいことがあった。

夫の東京での展示会を前に、あまりに中途半端な髪型を反省して、朝からふたり美容院へ。
尾之間への道の途中で、またキジに出会い、今日も何だかいいことありそうだなあと思う。

そして午後、いろいろな雑用も済ませて、うちに帰ってくると、ふいに大きな喜びが待っていた。

こんなことがあると、今日、この瞬間まで生きてきてほんとうによかったと心の底から感じる。
これまで描いてきて、画家になってほんとうによかったと。

Aさん、ほんとうにほんとうにありがとうございます。
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by yukotakada-work | 2011-11-29 22:59 | Comments(2)

ひさしぶりに苔を描く。

個展前後、一ヶ月半くらいまとまった制作ができなかったので、あまりの細かさに少し指が慣れない。
でもまあ、明日くらいにはいい感じに動くかな。

屋久島で苔の世界に魅了されて、気を抜くと苔を描いてしまう。

こんなにもちいさいのに、すばらしく細部まで完璧につくられたかたち。
種類によっても、同じ種類のなかでもぜんぜん違う。

b0240382_1401185.jpgこんなにも違うものたちが集まって入り混じって、屋久島の森の地面を覆う。
どこまでいっても、無数の生きものたちの無数の緑色で埋め尽くされた世界。

気の遠くなるような多様さ。

その違いこそが、圧倒的な美しさをつくる。
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by yukotakada-work | 2011-11-28 23:48 | Comments(0)

今日の夕方、友人のIちゃんとAちゃんがアトリエに遊びに来てくれた。

なんと、明日は二人の結婚記念日で、しかもIちゃんの誕生日らしい。
おめでとうー!!

なぜかそんなおめでたい二人から逆にお花をもらう。
白にマゼンタの縁取りの美しいガーベラ。
その柔らかな華やかさがAちゃんのよう。

幸せのおすそ分け。

あんまり繊細で綺麗なので、描いてみたら、思いがけず強い。

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中心から、迸るような勢いで開く無数の花弁。

ありったけの力を全部注いで今を生ききる花。

いいなあ、と思った。

こんな風に、今自分が持っている全力で今を重ねて、一度きりの人生を生きたい。
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by yukotakada-work | 2011-11-27 23:17 | Comments(0)

今日もいちにち制作。

私は森を。夫は椿を。

夫はもうすぐNew Jewelry2011というジュエリーのイベントに出展するので、必死に制作しております。
 
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糸鋸で銀の板を切ったり、磨いたり、鉄工やすりでやすったり、紙やすりでやすったり、やすったり…

あんまり長いことやすってるので、横でそのようすをスケッチしてみました。
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by yukotakada-work | 2011-11-26 23:36 | Comments(2)

去年も、一昨年も、その前の年にも描いたので、もう今年はやめておこうと思っていたのだけれど…

窓の外に咲き乱れるつわぶきがあんまり綺麗で、思わず今日も描いてしまっています。

ああ今年もきれいだなあ…

まだ途中です。b0240382_22383721.jpg
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by yukotakada-work | 2011-11-25 22:39 | Comments(2)

あさ、裏庭のつわぶきにとても綺麗な蝶がいた。

“あああ!あさぎまだら??”

おおおー、これがうわさの。
一輪だけ咲いたつわぶきの花にとても優雅に翅をひろげて、アサギマダラがとまっていた。

なんて美しいいきものだろう。

ここは桃源郷かな、と思った。
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by yukotakada-work | 2011-11-24 23:24 | Comments(0)

まいにち手紙を書いています。

今年の個展のDM。
毎年1,000通近くDMを書いているのですが、今年は屋久島島内で観てくれる方々が急にたくさんになって、書くのが追いつかず、事後報告になってすごく申し訳ないのですが屋久島の方には今、必死で書いています…。

ほんとうにたくさんの方々に支えられて、自分が今、こうして描くことができること。
はじめての個展から11年、ストリートをはじめた頃からは12年ものあいだ、ずっと観て下さっている方、そのあいだのどこかで観てくださった方、屋久島で作品を知ってくださった方、ほんとうにほんとうにありがとうございます。
心から、感謝しています。

私には描くことしかできませんが、少しずつ、少しずつ、私が与えてもらったものを、与えてもらっているものを返していきたいと思っています。

描いたものを観て、誰かが少しでも元気になってくれたり、幸せな気持ちになってくれたりしたら最高です。
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by yukotakada-work | 2011-11-23 22:52 | Comments(2)

午後、栗生の郵便局へ。

左にずっと海を眺めていたら、いつの間にか冬の色をしていた。

重くたちこめた濃いグレーの雲、同じようないろの海。
その合間に、筆で刷いたような淡い光の筋が幾重にも重なって、つづいていく。

屋久島の冬の、この色がとても好きだ。

鮮やかに浮かびあがるひかりのライン。

ひかりのかたちがはっきりと目にみえるためには、かなり暗くなくちゃいけない。
まわりが暗ければ暗いほど、ひかりのかたちがみえる。
薄明かりのようなものを描くとき、そのまわりをもうほとんど黒かっていうくらいの濃色を使わなければならないことにいつもいつも驚いてしまう。
それなのに明るくみえることにも。

絶妙なバランスで成り立っている美しい光景は、奇跡のようだと思う。
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by yukotakada-work | 2011-11-22 23:42 | Comments(0)

信じられないくらい美しい鳥をみた。

お昼過ぎ、湯泊の郵便局に切手とレターパックを買いに出かけて、たくさんのお手紙を投函して、そして戻ってきたら、駐車場にしている草むらにその鳥がいた。

あんまり鮮やかなので置物とか誰かが置いてったのかなと迷わず思ったのだけど…

“あ!動いたよ!”
“ええええええっっ??”

生きててものすごくびっくりした。
こんなにも美しい生きものがこんなところにいていいのか??

孔雀のような美しいグリーンから黄へのグラデーション、真っ青な首、目のさめるような鮮やかな赤い頭、いつもの草むらが何だかとても特別な場所にみえた。

ものすごくいいことありそう。
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by yukotakada-work | 2011-11-21 22:12 | Comments(2)