今日はひさしぶりに、春に描いていた緋寒桜の続きを描く。
 
緋寒桜を描く。満月の海。_b0240382_1151249.jpg


夏のつよいひかりのなか、蝉の声をききながら
さくらを描いていたら、

なんだか思いがけないくらい不思議な感じがした。

季節が移り変わっただけなのに、全く別の世界にいるみたいだ。


淡くて優しい、やわらかな薄い花びらを持った、繊細なさくらの花。


いま私がいるのは、強いひかりと、激しいコントラストを持った、夏の世界。
壮絶な感じさえする、蝉の声。
揚羽蝶と、ハイビスカス、向日葵畑、くっきりと青い海。


不思議な遊離感。


一日中描いて、

さっきあんまり満月が綺麗なので、歩いて三分ほどの海まで散歩。


木々の影がしっかり黒いくらい、鮮やかな月明かり。

月のまわりに、虹色のひかり。

波打ち際がきらきらひかって、ほんとうに美しかった。


なんてすばらしい世界にいるんだろうと、思った。

by yukotakada-work | 2013-07-23 01:16 | Comments(0)

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