屋久島センバスビレッジのオープニングセレモニー
2012年 03月 02日
久しぶりに早起き。
あいにくの曇り空だけれど雨は降っていない。
久々にきちんとした格好をしてさわやかに出発。
小島集落を車で上っていくと、もうすでにたくさんの人々。
屋久島では珍しく、スーツ姿のひとがたくさん。
ひろい敷地のあちらこちらに鮮やかな青い風船。
受付で赤い薔薇の飾りのネームプレートをつけてもらって、私たちも仲間入り。
屋久島らしいすごい強風のなか、建物正面のリボンにハサミを入れる儀式が行われる。
風のなかたかれるたくさんのフラッシュ。
そういえばこれもまた屋久島であまり見かけない大きなテレビカメラを担ぐ人々。
そうして招きいれられた美しい建物内のたくさんのテーブルには、
素敵な美しい食事の数々。
美味しそう…!
とひとりテンションの上がる私をよそに、この施設のコンセプトやこれからについて、の説明がはじまる。
そしてまたここでびっくり!
何気なくこの施設をプロデュースされているという京大の教授さんのお話を聞いていて、そのあまりのスケールの大きさと、視野の広さにものすごく感銘を受けました。
人間ひとりができること、に制限をまだ私は自分に設けているんだな…と実感し、それがまたひとつここで外れたことがとても嬉しかったです。
ひととおりの説明や挨拶などが終わり、交流タイムに。
よくよくまわりを見渡してみたら、そうそうたるメンバー。
何故私たちがここに?てきな不思議な感じを感じつつも、
町長さんと名刺交換をしたり、屋久の子の家の、柴さんご夫妻にご挨拶したり(とっても素敵なお二人でした!!)、日本で唯一の水車機巧師、野瀬秀拓さんとお話したり、この建物をつくられた建築家の田代敦久さんとお会いできたりして、何だか雲の上を歩いているみたいにふわふわした時間。
たくさんの人々とお話したり名刺を交換したりしてはたと気づいたのですが、
皆さん、それぞれの世界で一流のすごい方々なのにも関わらず、私のような若輩者の絵描きにも、とても優しく、謙虚なくらいの姿勢で話して下さいました。
そのことにもすごく感動して、私もこれからはもっともっと謙虚な姿勢で、丁寧に人に向き合おう、という気持ちを新たにしました。
たくさんの気づきと、たくさんの新しい繋がりが得られた、とてもとても貴重な時間でした。
ツマベニチョウの舞、素敵でした~
by yukotakada-work | 2012-03-02 23:08 | Comments(0)